今回は邦楽を離れて、季節の話を探してみました。
「梅雨」という言葉をキーワードにパソコンに入力してみると・・・
なんと、でるわでるわ・・・ビックリする程のヒットでした。
その中から、いくつかをひろってみました。
「梅雨」(つゆ・ばいう)とは、5月~7月位に、毎年巡ってくる雨の多い期間のことで、梅雨に入ると「入梅(つゆいり・にゅうばいとも言う)」、梅雨が明ければ「梅雨明け(つゆあけ)」と言って、各地方の気象庁が、それを発表するそうだ。
近年はその発表も「梅雨入りしたと思われる」「した模様です」とか、「○○位に梅雨が明けた模様です。」などの表現が使われるようになった。
ちょっと前までは、長雨になっていても「梅雨入り宣言」をしなかったり、又、反対に全く降らなくても「梅雨入りしました」と宣言したり・・・。
ある一定の時期になると、何でもかんでも「梅雨・梅雨・梅雨」と称されていた。
なので、私が子供の頃は「梅雨が明ける頃」=「夏休み」という観念がうえつけられて(それは自分だけかしら?)いて、梅雨明け宣言が楽しみの一つでもあった。
が、今は随分とファジーとなってしまい、何だか、季節を感じられないような気がするのは私だけ(ちなみに「成人式を2回迎えた」世代です)でしょうか・・・。
梅雨の期間は、どの地方でも、ひと月~ふた月程度らしい。
が、降水量は西や南に行くほど多くなるそうだ。
また「梅雨明け十日」という言葉も見つけた。
これは、梅雨明け直前には雨量が増えて、豪雨になりやすく、逆に梅雨明け後から8月上旬くらいまでは、天候が安定することが多く、猛暑に見舞われることがあるということだそうです。
北海道には梅雨がないと言われてはいるが、「蝦夷梅雨(えぞつゆ)」と言う言葉も見つけた。
本州と同じ時期に降る長雨(2週間程度)を称していうらしい。初めて聞いた。ただ、気象庁では「梅雨」とは認めていないそうな・・・。
でも、北海道には梅雨がない・・・というのは、私が子供の頃から知っていることなので、それまでも変わってしまったら、ますます世の中についていけなくなってしまうなぁと、調べているうちに考えてしまいました。
他にも「梅雨寒(つゆざむ)」「梅雨冷(つゆびえ)」「梅雨晴れ(つゆばれ)」「空梅雨(からつゆ)」等など・・・つゆについてはたくさんあり、それぞれに昔の?人たちの知恵やら考え方などが詰まった言葉だなぁと、深く関心したりもしました。
関東地方も「梅雨が明けた模様です」っと、気象庁から発表される日も近いと思います。
皆様方には夏に向かって、くれぐれも「お体を大切に」梅雨を乗り切ってくださいませ。
長々とお付き合い下さり、ありがとうございました。
(参考資料:Wikipedia)