「絹糸・・・三味線糸」
そう思えば、いと、糸・・・
ドラマ必殺シリーズで、中条きよしさんが演じる「三味線屋の勇次」は三味線糸で大活躍!!
怪獣映画のモスラも、糸を吐き出し大暴れ!!
三味線の音を決める、大切な要素のひとつ「糸」。
現在、三味線の糸として絹、ナイロン、テトロン等が多く使用されていますが、古くから使用されているの絹糸。絹でできた三味線糸を製造する過程で、蚕の繭から「糸取り」をする人を「養蚕師」と呼び、7月、春繭からの糸取りが、ピークを迎える。
工場では繭玉をお湯で煮、座繰り器を使用する、今も変わらず、昔からのやり方で行います。
そうして出来た生糸を、撚、乾燥、染色、糊付けなど、10以上の工程を経て三味線の糸が出来上がる
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良い音が、聞けるのもそうした技術が継承さえているからなのですね。